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taika 5th album annulus 2022.5.20 Release

Trailer

taika 5th album「annulus」digest

Introduction

4年ぶりのリリースとなるtaika5thアルバムのタイトル「annulus」(アニュラス)は、「円、輪、小さい環」を意味する。

大きなの環のなかに、小さくとも確かに存在する環。その環のなかでしか生まれないもの。
変化していく世界のなかで、taikaにしか描けない景色があることを信じて紡いできた、その証。

前作以降にライブで演奏してきたナンバーのほか、レコーディング直前に制作した新曲も加えた全10曲を収録。

Track List

  • 01. hayabusa
    ▶︎Liner Notes
  • - Liner Notes by Tae -

    01.hayabusa

    アップテンポでジャズロックな楽曲は次のアルバムにも絶対入れたいし演奏したい!と思い、4thアルバムの収録曲がそろった後からその構想を持って制作した曲です(2018年7月・作)。ソロあけ〜落としB〜ラスサビで盛り上がるところが、まさにtaikaの定番泣き進行。歌詞は小惑星探査機「はやぶさ」がモチーフ。日本人の多くが共感を覚えた彼の苦難や逆境に負けない強さと、長い旅路の果てのその最後の姿に、私も思い馳せて。

  • 02. Irreversible
    ▶︎Liner Notes
  • - Liner Notes by Tae -

    02.Irreversible

    4拍子のグッとくる主題歌級の曲、をテーマに書きました。(ほっておくと6/8拍子ばかり書いてしまうので、、)「Irreversible」は「不可逆の」「元に戻すことはできない」という意味。『二度とは戻らない すべてのこと受け止めて』という歌詞に、切な儚いけど意志の強さも同居した世界観が表れているかな、と思っています。優美なピアノソロも聴きどころ。

  • 03. DAWN
    ▶︎Liner Notes
  • - Liner Notes by Tae -

    03.DAWN

    冒頭からアコーディオンで提示される妖しげな半音進行からして、taika的ダークファンタジーの真骨頂ソング。歪まないベースソロは実は貴重。アコソロも世界観に合わせてがんばりました。マッドサイエンティストのようなひとが主人公です。高音と低音を行き来する難しい旋律ですが、彼の狂気を表現したく、歌い方はえげつなさが出るようだいぶ研究しました。

  • 04. birds
    ▶︎Liner Notes
  • - Liner Notes by Tae -

    04.birds

    アルバムの中で一番おとなしい曲。ギター弾き語りのようなイメージで作ったので、バンドアレンジに苦労した記憶があります。メロやコード進行の浮遊感から浮かんだのは、モノクロの永い夢のなかにいるような空虚な感覚。「鳥」は「街」からいつか飛び立つ主人公を導く存在。主人公の不安定な気持ちのままに、舌足らずな歌い方にしたりしています。

  • 05. a far cry
    ▶︎Liner Notes
  • - Liner Notes by Tae -

    05.a far cry

    アコーディオンのフレーズはアイリッシュのJigのようなイメージ。でも曲の進行はハードロック!中間のアツイ歪みベースsoloは「ギターsolo」と譜面に書かれています・笑。歌詞はコロナ渦真っ最中に書きました。「君」は、私にとっては「音楽そのもの」のような。人気(ひとけ)のない街並みで、灯火を絶やさぬように、糸を断ち切られぬように、叫び続けている。力強さを持った曲。

  • 06. Pieces of Mine
    ▶︎Liner Notes
  • - Liner Notes by Tae -

    06.Pieces of Mine

    近年の私の曲には珍しい、シンプルさ&伸びやか感のある歌メロ。だけどイントロ/A/B/サビのすべてで転調するという、今までにない曲。「Pieces of Mine」はそのまんま、私のカケラ。自分の作ってきたものはどんなに拙くても自分で好きだなと思うことと、今までの自分が影響を受けてきたものが繋いでくれた世界だなぁと思う気持ちを、正直に書いています。

  • 07. Stand Alone
    ▶︎Liner Notes
  • - Liner Notes by Tae -

    07.Stand Alone

    ライブハウス・四谷SOUND CREEK Doppo7周年記念のライブ出演の際、ちなんで7拍子の曲を書こう!と生まれた曲。冒頭のリフが印象的に展開されていきます。完成形に至るまではこのリフを生かすべく様々な試行錯誤があり、それは大変ながら楽しい作業でした。soloもアツイ!歌詞の世界は、Doppoオーナー川崎さんへ捧ぐリスペクトソングになっています!

  • 08. ワインスベルクの女
    ▶︎Liner Notes
  • - Liner Notes by Tae -

    08.ワインスベルクの女

    俳優・青山真利子さんの一人芝居の舞台に私と前taikaピアニスト髙橋在也くんで参加した際、同名の朗読のために作った曲。元曲は素朴な感じでしたが、taika版では構成も少し変わってドラマチックなアレンジに。歌詞は物語の情景が広がるように書きました。歌もアコーディオンのメロも「女」の切な情感が乗るよう、演奏というより演技しているような気持ちで臨んでいます。

  • 09. Where the wind ends
    ▶︎Liner Notes
  • - Liner Notes by Tae -

    09.Where the wind ends

    アルバム収録曲の最後のピースとして、Recの直前に仕上げたほぼ新曲。静かな導入からだんだんと曲全体が盛り上がっていくアレンジ。アコソロは曲の雰囲気に合わせることができたと思っていてお気に入りです。タイトルは「風の辿り着く場所」。この曲も「a far cry」と同じく、遠さや距離ががひとつのテーマになっています。

  • 10. 地図のない旅
    ▶︎Liner Notes
  • - Liner Notes by Tae -

    10.地図のない旅

    今回の収録曲で最も古い曲。taikaは5〜6分の長い曲が多いのでサクッと終わる短いの作ろう!が曲作り時のテーマ。Aメロ裏のアコメロや後半の2小節Voのみになるアレンジはお気に入り。「君」は「自分の音楽」のような。自分自身のことを歌詞に書いたのは多分この曲が最初です。歌も、自分の直球な感じになったと思っています!

All songs composed & written by 妙
All songs arranged by taika

Release

taika 5th album「annulus」

2022.5.20 Release
TAIK-0005 strange sun record
¥2,500+tax

CD取扱店舗
東京目白ワールドディスク
ディスクユニオン

オンラインショップ
Amazon
BOOTH

購入特典
ライブ・イベント会場と東京目白ワールドディスク、BOOTHでCDを購入いただいた方に、アルバムジャケットアートのポストカードをプレゼントします。
(なくなり次第終了となります)

購入特典

About taika

  • Vocal & Accordion
  • Piano大沼弘基
  • BassDani
  • Drums谷本朋翼

「taika」=フィンランド語で「魔法」の意。ボーカルの妙を中心に2008年スタート。
東京都内でのライブ活動を軸に楽曲を制作し、定期的にアルバムをリリース。
2017年にピアノ大沼が加入し、現体制でリリースした4thアルバム「distant」を引っ提げ東名阪レコ発ライブを開催、成功をおさめる。

仄暗く幻想的な楽曲の世界観、ダイナミクスの起伏や即興性を重んじたアレンジ、アコーディオンの響きとともに電子音を用いないあくまでアコースティックな音作りが特徴。
メロディを大切にした「歌もの」スタイルを一貫しつつ、メンバーのテクニカルな演奏とともに変拍子やソロパートを散りばめたジャズロック的な聴きどころも豊富。
活動10年を超え進化し続ける強固なバンドサウンドを武器に、唯一無二の音世界を展開中。